昭和介護センター代表の中山です。
「ヘルパーが買い物代行する際に、スマホ決済使用する事は可能ですか？」
という質問が社員から来ましたので、
大阪市に問い合わせました。
良ければご参考になさってください。
（大阪市に問い合わせをした内容なので、他市町村の方は各自治体に確認する事をお勧めします）
まずは、スマホ決済について。
大阪市介護保険課のＩ様に確認したところ、
利用者様からの要望であれば、
買い物代行にスマホ決済を利用して良いとの事。
ただし、
個人情報の入ったスマホを預かることや、
クレジットカードや銀行からの自動引き落としになっているアプリを使用している可能性があるため、
金銭の預かり証などと同様に、
「事前に預かる事に対して利用者様から文書での同意」
をいただいた方が良いとのことでした。
担当の方が絶対いただく必要は無いという
ニュアンスでお話をされていたため、
「現時点でＮＧとはなっていないので、
トラブル回避を目的とした文書を用意しましょう。」
ということですね。
なので、弊社では同意書を用意しました。
これですね。
（個人情報使用同意書を基に
短時間でパパっと作った書類なので、
法務チェックは受けていません。
気になる方は市町村へお問い合わせください。）
次に、電子マネーについてです。
電子マネーについては、
結果的に全て使用して良いという返事はいただけませんでした。
理由としては、
前払い式のプリペイドタイプ
（試用前にお金をチャージして使用するタイプ）
については、金額に上限があるため、使用可能ですが、
後払い式のポストペイタイプ
（クレジットカードに紐づけされていて、
クレジットカードの利用分と合わせて
引き落とされるタイプ）
については、サインを必要としない
クレジットカードのような扱いになるため、
電子マネーの利用規約によっては使えないのでは無いか。
という判断です。
ちなみに、
クレジットカードやデビットカードは
名義人以外の使用は利用規約違反の可能性があるため、
弊社では使用不可とさせていただいています。
電子マネーはプリペイドタイプのみ
使用可能と考えた方が良いでしょうね。
スマホ決済や電子マネー自体がまだまだ新しいものなので、
今後取り決めがしっかり決まってくると思われますが、
高齢者の方も障がい者の方も、
スマホ決済や電子マネーの利用される方が
一定数いらっしゃると聞いていますので、
アップしてみました。
繰り返しになりますが、
あくまで個別の事例相談として
大阪市へ確認した内容のため、
ケースごとに各市町村へ確認することを
お勧めします。
補足：
スマホ決済とは、
スマートフォンを使用して支払いができるサービスの総称です。
PayPay、楽天ペイ、au Pay、メルペイなどが代表例です。
電子マネーとは、
カードやスマートフォンなど、形を問わず現金を使わずに電子媒体で支払いができるものを指します。
nanaco、WAON、楽天Edy、iD、icocaなどが代表例です。
長文になってしまいましたね。
今回はこの辺で失礼します。
株式会社クオリス
昭和介護センター代表
中山 高文
大阪市東淀川区の
上新庄（ええやん豊新昭和介護センター）
淡路（おおきに淡路昭和介護センター）
井高野（あしすと井高野昭和介護センター）
の３か所で訪問介護事業所を運営しています。
約８０名のホームヘルパーさん達とともに、
日々地域の福祉に貢献できるよう奮闘中です。
現在求人情報公開中です。
ご興味がある方は、ホームページ内の求人ページをご覧ください。
株式会社クオリスでは、
●クオリスケアセンター城東
●クオリスケアセンター生野
●クオリスケアセンター住吉
●クオリスケアセンター東住吉
●クオリスケアセンター平野
●クオリスケアセンター八尾
●クオリスケアセンター旭
●クオリスケアセンター住之江
●クオリスケアセンター東成
でも介護事業を行なっております。
クオリスケアセンターの詳細につきましては、
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または、QLSホールディングスのホームページ↓
をご覧ください。
