令和元年12月度 東淀川区訪問介護事業所連絡会(ハラスメントについて)

昭和介護センター代表の中山です。

 

12月18日14時より、東淀川区社会福祉協議会にて、

東淀川区訪問介護事業所連絡会を開催しました。

 

本日のテーマは、

「利用者様から受けるハラスメントについて」

 

今回は、こぶしネット(東淀川区の在宅医療連携を考える会)

からの依頼に基づく、事例検討です。

こぶしネットについて知りたい方は、こちら

 

2月に行われる講演会を、

「利用者様・患者様から受けるハラスメントについて」

という題材で行うため、訪問介護事業所連絡会から事例を上げるための事例検討でした。

 

今回のテーマはあまりブログに書くにはふさわしい内容ではないのですが、勇気を持って書きます。

 

訪問介護だけでなく、接客業であれば、ハラスメントに遭遇する機会はあります。

ただし、訪問介護なので、

「利用者様の自宅で」

「利用者様と二人で」

というシチュエーションが多くなります。

そのため、ハラスメント対策は非常に重要です。

 

印象に残った事例を2つ挙げます。

 

1、無理な要求の押し付け

ヘルパーは、法律で決められた範囲でしか業務ができません、

買い物にしても、タバコなど、「生活に必要」とされていない嗜好品を購入することはできません。

掃除も、大掃除になるような事はできません。

税金や皆様の支払っている保険料から出るという事での縛りでもあるのですが、そこをご理解いただけない方が残念ながらいらっしゃいます。

 

ベランダの掃除や外壁の掃除を依頼され、断ると大きな声で罵倒される。

このような事例がありました。

 

介護関係者がご本人様宅に集まり、会議の中で説得する。

という手法で話をしてもなかなか理解を得られず、

「できないなら事業所なんかいっぱいあるから変えてもええやんやぞ!」

と言われてしまう。

 

正直なところ、これは事業所側からすると、

「じゃあ変えてくれよ・・・」

と思っています。

法律上、私たちは安易に利用者様を断る事ができず、利用者様が不当に契約を解除されたと役所へ報告されると、行政から指導が入り、説明をしなければなりません。

 

なので、対応としては、介護保険外での自費サービスを提案する。

依頼があってもできなかった事を事例としてまとめて、利用者様に説明する。

などという対応になります。

 

ん~。なかなか利用者様に納得してもらえなさそうですね・・・。

難しいです。

 

 

2、男性利用者から女性ヘルパーへのセクハラ

弊社では、セクハラを行った男性の利用者様は強制的に男性ヘルパーの対応へ切り替えるか、契約を解除するか選んでいただきます。

が、大半の事業所は女性ばかりのため、対応に苦慮されています。

具体例としては、

・調理中に後ろから抱き着かれそうになった

・近づいてきてキスをされそうになった

・訪問時からずっとテレビ画面にアダルト映像が流れている

などがあがっていました。

 

非常に厳しい状況ですね。

女性ばかりの事業所だと、

本人様に懇々と注意し続ける。

会議の場でそのことを関係者に周知する。

それでも無理なら契約を解除する。

などという対応になるようです。

 

1つ目の事例と違い、やってはいけないと利用者様も理解されているでしょうし、仕方ないですね。

 

他にも多数事例が出ましたが、書き出すときりが無いので、今日はこの辺で。

人 対 人 なので、難しい仕事ですね。

 

ただし!

このようなハラスメントを受けてでも、今回参加した20名近くの方が訪問介護を続けているという事は、

本当にやりがいが有って、良い仕事なんだなーと感じました。

私もその一人なので、間違いないですね。

 

このテーマ、きれいにまとめるのはハラスメントの対応と同じくらい難しいです。

 

 

株式会社昭和プリント

取締役 シニア事業部長

中山 高文

大阪市東淀川区の

上新庄(ええやん昭和介護センター)

淡路(おおきに昭和介護センター)

井高野(あしすと昭和介護センター)

の3か所で訪問介護事業所を運営しています。

約80名のホームヘルパーさん達とともに、

日々地域の福祉に貢献できるよう奮闘中です。

 

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