昭和介護センターの中山です。
東淀川区内に3センターを有する昭和介護センターは、株式会社クオリスが運営していますが、
同じ訪問介護事業部門のクオリスケアセンターと処遇改善加算の支給方法が違うため、
令和2年度も独自で計画作成を行い、提出いたします。
①介護職員処遇改善計画について
令和2年度も、令和元年度と同様の処遇改善を行います。
具体的には、
常勤職員は処遇改善手当として月10,000円支給。
非常勤職員は時給を以下の通りアップ。
身体介護:550円(身体介護0は120円、身体介護1 は265円)
介護予防型訪問サービス及び生活援助型訪問サービスは500円、
生活援助については各々生活援助1に90円、生活援助2に380円、
生活援助3に470円アップ。
また、土曜日の時給を200円アップ、日曜日及び祝日の時給を500円アップします。
残りの加算算定額は、一時金として、全介護職員に令和2年8月及び12月、令和3年4月に支給します。
一時金の支給額は、対象職員の常勤換算数及び評価を用いて按分し、決定します。
というものです。
キャリアパス要件も、
☆ キャリアパス要件Ⅰ
イ 介護職員の任用における職位、職責又は職務内容等の要件を定めている。
ロ イに掲げる職位、職責又は職務内容等に応じた賃金体系を定めている。
ハ イ、ロについて、就業規則等の明確な根拠規定を書面で整備し、全ての介護職員に周知している。
の全てにおいて、就業規則や賃金規程で定めているため、条件を満たします。
(参考)
☆ キャリアパス要件Ⅱ
イ 介護職員の職務内容等を踏まえ、介護職員と意見交換しながら、資質向上の目標及び①、②に関する具体的な計画を策定し、研修の実施又は研修の機会を確保している。
①資質向上のための計画に沿って、研修機会の提供又は技術指導等を実施するとともに、介護職員の能力評価を行う。※当該取組の内容について下記に記載すること(内部研修及外部研修を2月に1回ずつ。能力評価は評価シートに基づいて評価し、賃金規定の通り昇給を行う。)
②資格取得のための支援の実施 (希望者に介護職員実務者研修受講などの費用を助成する。)
ロ イについて、全ての介護職員に周知している。
☆ キャリアパス要件Ⅲ
イ 介護職員について、経験若しくは資格等に応じて昇給する仕組み又は一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けている。
経験に応じて昇給する仕組み、資格等に応じて昇給する仕組み、一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けている。
(資格による昇給は常勤職員のみ)
ロ イについて、全ての介護職員に周知している。
と全てを満たします。
職場環境要件についても、
資質の向上については、
・働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の介護職員の負担を軽減するための代替職員確保を含む)
・小規模事業者の共同による採用・人事ローテーション・研修のための制度構築
労働環境・処遇の改善については、
・ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
・健康診断・こころの健康等の健康管理面の強化、職員休憩室・分煙スペース等の整備
その他については、
・介護サービス情報公表制度の活用による経営・人材育成理念の見える化
・非正規職員から正規職員への転換
・職員の増員による業務負担の軽減
と3項目すべてを満たします。
改善計画については、
下記の計画書をご参照ください。
昨年度に、複数枚の画像をアップしたことで見にくいとご指摘があったため、
今回はPDFファイルでのアップとしています。
ええやん豊新昭和介護センター介護職員処遇改善・特定処遇改善計画書類
おおきに淡路昭和介護センター介護職員処遇改善・特定処遇改善計画書類
あしすと井高野昭和介護センター介護職員処遇改善・特定処遇改善計画書類
株式会社クオリス
昭和介護センター
中山 高文